初日に、来てやった🎥


数日前に予約取って、


チャリできた。


公共交通機関で帰ろうとすると、あっちゃんの帰宅時間に間に合わないから。


我ながら、さすが雨女☔
まんまと雨☔


知ってた。
知ってたよ。
シナリオ通り。





終わったあと、余韻に浸る余裕はほとんどなく、雨の中行きも使ったけど慣れないチャリ用ナビに従って、大慌てで帰った。

吸水ケースに入れといたレインコートはビチャっとしてる部分も残ってて、寒い。
そして、ナビが喋るたび止まって首に下げたスマホを確認するから、手湿疹で荒れてる指がビチャビチャになってはレインコートの袖口のゴムの入ったくしゅくしゅ部分でガリガリ引っ掛けて痛いところ更に乾く…を繰り返して、めちゃくちゃ痛い。
雨に濡れてスマホが思い通りに動かない。
帰るべき方角はなんとなくわかるけど、道がぜんぜん頭に入ってないから、近付いてるのか、遠回りしてるのか、わからないし、時間は迫る。

ぜんぜん知らない道から気付いたら知ってる道に出てびっくりした。

ほぼ家の前まで来ると、小学生がいっぱい歩いてる。
いつもあっちゃんより早く帰ってくる知ってる子が目に入った。
この子が今ここということは、あっちゃんはずいぶん後ろのはず。
『勝ったな(間に合った)』とチャリ置き場にチャリ置いて、エレベーターホールに滑り込むと山盛りの小学生で、とても乗れそうにない。
ぱっと見であっちゃんはいない。
コロコロから電話が鳴る。
「(あっちゃんの)GPSはもう家着いてるけど、(おまえ)今どこ?」
入れ違ったか!?
いや、あの子を私が追い抜いたんだから、いつもならあり得ない。

そのエレベーターホールを抜けて別ルートで上がりながら、ビチャビチャだしチャリだしで確認できなかったスマホ確認すると、あっちゃんのGPSが家周囲内に入ったのは1分前。
万が一先に上に上がってたとしても、待つというほど待ってはいない。
しかもおとといから、今朝も説明して、鍵も持たせてある。

私は別ルートで家に到着。
家の前にはなにもなく誰もいない。
鍵開けて家に入るけど、やっぱり帰った形跡はない。
ほっとするけど、ビチャビチャだし、指は痛いし、ブーツは脱げないし、あっちゃんを心配するコロコロから電話が鳴りまくる。

やっとの思いで部屋の中に入ってビチャビチャのレインコートや荷物を置いたとき、ピンポン音。
開けたらあっちゃん帰宅。

ギリ。

すっごい疲労感。






なんか、ミサトさんに泣いた。

私としては、納得した。
よかった。と思った。
『ハアン!?』という終わりではなかった。

もうこれで。
これで終わりたい。
蛇足は要らない。

みんな、それぞれの思いや恐怖や考えがあって、それぞれ、生きてる。

弱かったとしても、理解し合えなかったとしても、真っ当な心や頭や意志を持っていて、修理不可能じゃない頭の、意思の疎通が適うお父さんが居るって、いいんだろうな。と思った。




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