これが最近の趣味。

いつだったか、地縛少年花子くんの一挙放送をしてた。
ちょうどひとりで家にいたときだった。
思わずじっくり見入った。
声がシンジくんだったからという理由のはずが、『面白い!!』ってなって、漫画に手を出した。

とりあえず様子見で1巻だけ買ったらもう、次に本屋さんに行ったときには大人買いだった。
2、3冊ずつゆっくり買い足して行くつもりが、13巻まで一気買い。
コロコロが「面白いよ」と言い出してじゃないこのレベルのはまりかた、すごく久しぶり。
純粋に、私の好み。
前からちらっと見で目力あっていいなあとは思ってたけど、よくよく見たら、もう。で、原作こそたまらなく好きな感じの絵柄の路線。
でも雰囲気とか全体的に素敵に若すぎて、もう私みたいなババアがはまるのは申し訳ないだろう(?)と遠慮してたところがあったけど、こりゃあ遠慮してられないや。
しかもなにこの色気。
花子くんとヤシロがいい。
あまねくんもいい。
これは久しぶりに、若かったらやばかったパターン。
夏冬のまつりとかお店に通うレベル。

鋼のときはネット上でもうまく見つけられたんだけど、あの頃とすらもう時代は変わってるよね。
流れが早くてついていけない。
今は雑多にいっぱい見つかるけどいろいろごちゃまぜで、浸りきれない。
あと、なんとなくでやってるけど、いまいちどういうシステムなのかよくわかってない。
それに、原作がなにより完璧過ぎて、それを私のいろんな好み的に乗り越えてくるのをなかなか見つけられない。


すごく久しぶりに新しいヲタ感に満ちてる。
どうしたらこのヲタ気分をどうにかできるのか…。

いつの間にかこの気持ちをあらわす言葉も変わってた。
無意識に、尊い。と、思った。
時代は変わるんだなあ。
便利な言葉が出来たもんだと思ってたのに。
いつの間にか萌えじゃなくなってる。
尊いも既に古いとかいう説もあるみたいだけど、私の中では現在この気持ちを示す言葉は、尊い。
やっぱこれがあると生きてる感じがするけど、生きる活力が湧く気がするけど、自分の老いも再認識するようになった。
はまり感はかなり重度のはずなのに、気持ちの中のテンション的なものがぜんぜん長く続かずちょっと上がってもすぐ落ち着いちゃう。
冷静なはまりかた。

…Gファンタジー、久しぶりに買おうかな。

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