たぶん一生に一度だろうなあと思った。
別種類のお掃除家電が、二種類1日の間に届く日なんて。

1つは床拭きロボット。買う前段階でお試しで借りてみた(2回目)。
もう1つはスティック掃除機。これは購入。


床拭きロボット掃除機は、存在は知ってた。
はだし文化のうちは結構フローリングが汚れるから気になる存在ではあった。
引っ越してから、せっかく床がきれいな色だし、床掃除は頑張ろうと思ってたけど、すべて見失ってなんかそれどころじゃなくなった。
コロコロが頑張って手で磨いてるの見るのも『私がやらないからコロコロがやらなきゃいけないことになる』と地味に追い詰められた。勝手にと言えば勝手に。

そんなときにお母さんから「必要なものを」ともらったから、私的には自分の気持ち?を少しでも楽にしてくれるかもしれないブラーバを欲しくなった。
調べたら水拭きもしてくれるのもある。
試しに借りられると知って、試しに借りた。
最初に届いたヤツは調子が悪かったらしく、テーブルの足とかにぶつかるだけで『助けてー』的な信号をアプリで繋がってるスマホに送ってくる。
そして本体は「段差があります」って喋ってて。
何回やってもそればっかりで、頭が悪くて、最終的には充電器から出ると即左に回転して後ろの壁と自分の充電器に引っ掛かって「段差があります」。
それ以外の動きをしなくなった。
あっちゃんはそれを見て「この子、おばかちゃんだねえ…」と呆れていた。
私もこれが標準ならなしだなーと思ってた。

センター的なところに電話してどうしたらいいのか聞いたら、千鳥のチケットセンターコントみたいな喋りの人で、ちょっと地味に面白くて、地味に笑いを堪えた。

結局、交換することになって、届いた当日に送り返して、数日後、代わりが届いた。
そしたら、偶然スティック掃除機もその日に届いたから、掃除機の日みたいになった。

新しく来たブラーバは、なぜかWi-Fiとスマホと連携させるのに戸惑って、結局コロコロにやってもらった。
いざ繋がってみたら、おばかちゃんとは別の生き物のように動きが違う。
私は馬鹿だから詳しいことはなんにもわかんないけど、そいつそいつで個性があるのか?と思うくらい、行動が違う。
テーブルの足にぶつかったって『助けてー』の信号なんて出さないで、自分で回ったりして解決してどんどん先へ行く。
結局、「段差があります」って喋ることも一度もなく、『助けてー』も一度も言ってこなかった。
ちょっと充電器に戻るのにドジっ子っぽさが見えたけど、最後には自分で充電器に戻った。

水拭きも試してみたけど、なるほど、こいつは役立ちそう。
おばかちゃんで『こりゃだめだ』って判断くださなくてよかった。
この子が居てくれれば私はスマホで調整するだけで勝手に床掃除してきれいを保ってくれる…。


あとスティック掃除機は1代目がもう何年ものだったのか、充電器が限界で、スイッチ押しても一分くらいしか吸えない。

私が欲しいと思ってたのは却下されたけど、似たようなやつにしてくれて、届いてみたら、デザインが私は大好きな感じだった。
色といい、形といい、かっこいい。
ちゃんと吸うし、静かだし、私は納得。コロコロは無駄な部品が多いとか外国もののような洗練されたシンプルさがないのか気に食わないようだったけど、私は良いと思った。



私の精神的には、落ち着いたのか、落ち着いてないのか、よくわからない。
とりあえず、ときどき頓服を飲む。
気持ちに激しくムラがあって、いろんなスイッチの切り替えが急だったり、じんわりだったり、頭は働かなくて馬鹿だし、怖いし、自分で自分がどう思ってるのか、どういう感情なのか、ぼんやりしててよくわかんない。
そのわかんなさにどうでもよくなったり、追究したくなったり、めんどくさくなったり、なんか、ほんとわかんない。

そういう精神的なのが関係あんのかないのかわかんないけど、たぶん明け方、自分がでかい声で寝言言ってるなあと思ったけど、体が勝手に発声してるから止めるのめんどくさいからそのまま勝手に止まるまで言い続けた。
よく覚えてないけど、明らかに日本語になってない謎の言語だった。
『あー私今寝言で宇宙語(?)を喋ってる』と思いながら、喋ることが寝たり起きたりしながら三回くらいあった気がする。
コロコロは「明け方、すごくうなされてたから起こしたけど、覚えてる?」と言っていた。
逆に、その記憶はない。



そして今日は、お客さんが来た。
私は会ったことのなかった、あっちゃんとコロコロのおともだち親子。
こどもセンター的なところで3歳くらいからおともだちで、この数年はスーパー銭湯的なところでよく会って、旦那さんやご兄弟や親戚なんかとも知り合いになって、家に呼ばれたりもあってなんとなくライン交換して、コロコロのママ友の1人になっていた親子。
お母さんが日本語カタコトの外国の人で、お子さんは日本人のお父さんとのハーフでその子はそれなりに普通に日本語を喋れる。
とても良い親子で、ちょこちょこと文化の違いが面白いとずーっと聞いてた親子だった。

前にコロコロとあっちゃんが家に誘われたから、今回はうちに呼んだと言われて、心づもりをしてた。


こんだけ頭が混乱してても、やらなきゃならない場になれば、なんやかんや出来るもんよね。それなりに合わせるとか、作り笑いとか。
文化の違いなのか、個性なのかわかんないけど、テンション高え。
きっと良い人なんだろうなあ。
なんだか思ってもみなかった美人だし、性格も明るそうでさっぱりしてるし、すごい社交的だし。
ただ、言葉が面白いほどわからない。
すっごく話してくれるけど、初めて会った私は3割くらいしか言ってることがわからない感じ。
「え? なんて?」ってなっても一生懸命話してくれるんだけど、何度聞き直してもわからなかったりするから、だんだん重要そうじゃないことは適当な相槌と作り笑顔。
すっげえ私に食いついて興味を持っているように話してくれるんだけど、良い人なのはわかるんだけど、自分が元気じゃないと少ない気力を持っていかれるタイプ。
文化の違いか個性かはわかんないけど。
そして初対面としてあり得ないがっつり感で金銭面に突っ込んでくる。
そして聞かなくても自分のもさらけ出してくる。

いろんな人がいるし、いろんな世界がある。

そんな中で、私は、私がやっぱりわからないw
もう面白いほどにw
今は異文化まで許容できる精神状態じゃなくて、混乱は増す一方。

あー私ってなんだっけ。

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